乾貞治の生態

2003年6月22日
何かいても愚痴にしかなりそうにないので、突っ込みシリーズで。
今日は週間少年ジャンプで連載中のテニスの王子様。なんじゃこりゃ〜てな題名ですね。でも女の子に人気な漫画だそうで。以前患者の中学生の女の子が「桃城がランキング選で負けて次の大会に出られない」と真剣に悩んでいたのですが、まさか漫画の話だとは思いませんでした。

 舞台は中学校の部活動。この中学はテニス部とっても強いらしいです。主人公はこの学校の一年生でアメリカからの帰国子女。帰国早々テニス漫画におなじみの「実は左利きで、ラケットを持ち替えて相手ぼっこぼこ」を披露してくれます。
 この漫画のレギュラー陣≒テニス部のレギュラー陣。1年生および2,3年生の間には永遠の時が流れているかのように1年生は洟垂れ小僧で2,3年生は老けまくっています。
 今回の突っ込み対象は3年生の乾貞治君(15)
極端なデータテニスと特訓メニュー作成が特徴のキャラクターです。
 彼は後輩に早朝ランニング10km、部活後ランニング10km、夜ランニング10km、前後ダッシュ50本×3、素振り1500回の練習メニューを提示しており、自分はそのメニューの2.25倍を実践していたそうです。素振り3375回。一秒に一回行うと56.25分。次にダッシュ。どれくらい走るのか良くわからないが、仮にテニスコートの横幅くらいだとすると片道8.23m。1往復5秒で間断なく走り続けるとこれまた56.25分。45kmのランニングを全国高校レベルの2時間30分で走ったとして、全秘密の特訓時間は4時間30分。6時に部活が終わったとしても特訓が終わって家に帰るのは夜10時半を過ぎている。中学生は早く家に帰れ。つうか陸上部に入りなおせば・・・?
 もっと特筆すべきは視力。なんと対戦相手のラケットが3.2mm下へずれるのが見えるらしいです。テニスコートの縦の長さは23.77m。23m離れた場所から3.2mmの切れ目の入ったランドルト環(視力を測るときに使う切り込みの入った丸のこと)が見えるとき、視力は2.1。そんなに驚く数値ではありません。しかしこれはわっかが見えるかどうかというときの値。彼はきっと0.1mmを識別して3.2mmと言っているはず。そうすると彼の視力は驚くなかれ69.1。

 あのメガネは双眼鏡かなにかでしょうか。

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