学士入学とは一度他の大学を出て学位をとった人が医学部の三年生に編入するという制度。
医学部を4年で卒業できますが、実際他の学部に行くことを考えると少なくとも医師になるまで8年と今までより2年多くかかります。
アメリカでは医学部や法学部はこの方式です。日本もいずれこの方式に移行するつもりのようです。

医師には深い見識と包容力、そして何よりコミュニケーション能力が必要であると言われています。そして受験戦争にばかり精を出してきた今の医者はそれに欠けている。そこで考え出された対策のひとつが学士入学という建前ですが、実は医者になるまで2年多くかかるので、医者の増加が防げるという理由がささやかれていたりします。

さちの出身大学でも学士入学をしているのですが、出身大学が大体決まっています。
東京大学と筑波大学の大学院がほとんどです。
ホントにそれ人間性で選んだのか・・・?

医者になろうとするのに年齢制限はないし、職業選択の自由があるのだから好きにすればいいと思うのですよ。ただね、学士入学者だから人間性がいいとは思わない。単に学校でのお勉強暦が長いだけの人が選ばれているだけ。ほとんどの人は30歳超えても親のスネをかじりながら大学に行っている。そんなののドコをどうみたら高校からすぐ来た学生より見識があるように見えるのかと。

世の中を見たっていい年しても子供な人もいれば、若くてもしっかりした人もいる。
学士入学を始めたからと言っていい医者が増えるわけではない。むしろいい年して働かずにパラサイトしている人が医者になるこの制度、むしろ悪いのではないかと。

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