先週超田舎の診療所にバイトに行ったら、いつもより患者さんが少ないんです。暖かくなったからなのかと思っていたら、院長曰く

議会選挙があってね、みんなそっちにいっちゃったから
*こういう田舎では選挙時にはみんな各陣営の事務所に行って昼間から酒をふるまわれてすっかりお祭り状態。病院に行ってる場合ではない。ちなみに居酒屋なんかも開店休業状態となる。ただで飲める場所に行くわな。公職選挙法?なんすか、それ。

やっぱ、普段来なくてもいい人たちなんだ・・・。なんかもう、病院通いはおらが村最大の娯楽って感じだもんなぁ。そんなだから合併すらできないんだ・・・。

まあ、11時間wボーっとしててお金もらえるんだからよしとしよう。

コメント

ブログ脳外科医
脳外科医
2006年3月22日7:23

田舎の病院で働いていて思うことは,人間関係が面倒くさいし,面倒くさい割には結局はヨソ物なので溶け込めないってことです.我慢して働いても,自分たちの病院を信じないのが最近の患者だからやる気のある医師は都会の病院へ帰りたくなる.だから,田舎には診療所と大学から行く出張の医師だけで十分で,あとは救急車や救急ヘリで運んでもらえばいいんじゃないかという考え方も出てくると思います.お産の方は自治体で助成金でも出して都会のホテルで待機してもらったほうが病院維持して産婦人科医を年報5500万円で雇うよりは経済的じゃないでしょうか.今回の産婦人科の事件で地方医療の崩壊はさらに加速したのと思います.

さち
さち
2006年3月23日0:10

まあ、確かに加速しましたけど、国の予算措置でいずれこうなる運命でしたからね・・・。
一番いやなのはここからまた持ちこたえる可能性があるってことですけど。
田舎医師の洗脳はまだ解けてませんよ。

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