夜中に熱がでて頭が痛いという30代の男性患者がやってきました。
のどもはれてないし、咳も出てないし、呼吸音も特に問題なし。
風邪だと思うので、と風邪薬を出して帰そうと思ったら凄む凄む。

「検査もせんのか!?原因はっきりさせろや!病院やろうが!病院!こんなんでええとおもっとるんか!?」

さらに後にいた妻も心配そうにいう。

「原因がわからないと不安で・・・。心配だから来たんです!」

某所でいういわゆるDQN患者の典型。すごまれても、怖いという感情はなくただただ腹が立つが、受けてたつよりやり過ごしたほうがいいので、CTと血液検査をしてやった。

もちろん、問題なく。CRPすら上がっておらず。やっぱり風邪薬をだしただけ。全く医療費のムダ。

でも一番腹立ったのは
この患者は左耳大学のコメで、妻は看護師だってこと

コメント

ブログ脳外科医
脳外科医
2006年8月12日23:12

バカにつける薬はないとはよく言ったものです.

かあこ
かあこ
2006年8月13日8:00

医療関係者ほど,こういうタイプの人が多いような気がします。時間外診療,治療・診断検査の強要など。私もご子息・ご令嬢を連れてくる,方々の対応に追われています。

おのぞ
おのぞ
2006年8月13日9:41

たまたま昨日、タクシードライバーが他のタクシーを襲ったという強盗事件の記事を読みました。
身内の敵は身内…
怖ろしいことですね。

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