88日目 ドパミンをダブルで
2006年9月26日コメント (2)ダブル更新って知ってます?
カテコラミンをシリンジポンプで持続投与するときに、シリンジを更新する際、一瞬カテコラミンが止まってしまうじゃないですか。そのカテコラミンがとまらないように、シリンジポンプを二つ用意して調節して更新することを言います。(わかりにくいなー)
5ml/hのカテコラミンを行っていたら、古いシリンジを4、新しいシリンジを1、次に3と2、2と3、1と4と徐々に二つのシリンジポンプの速度を変えて更新するのが多分スタンダード。
ちなみに20ml/hで何かの薬品を投与しているとき、5秒でシリンジを交換した場合、とまるのは0.0278ml。シリンジポンプ自体の誤差や後押しのポンプの誤差を考えると、そんなに気にする量ではありませんし、ましてやそれを気にする病態なんて滅多にありませんから個人的には要らない手技だと思うのです。
逆に言うとやっても悪くはない手技ですが。手間がかかるだけで。
ところが左耳のダブル更新を見てびっくり。
二つのポンプの流量は調節せず、古いのがなくなる前に新しいシリンジを同じ速度で開始。
つまり5γで行ってたドパミンがいきなり10γで投与される・・・。
200mmHgちかくまで跳ね上がる血圧・・・。
ちょっとちょっとちょっとーーーー!!!!
ダブル更新、禁止措置。
カテコラミンをシリンジポンプで持続投与するときに、シリンジを更新する際、一瞬カテコラミンが止まってしまうじゃないですか。そのカテコラミンがとまらないように、シリンジポンプを二つ用意して調節して更新することを言います。(わかりにくいなー)
5ml/hのカテコラミンを行っていたら、古いシリンジを4、新しいシリンジを1、次に3と2、2と3、1と4と徐々に二つのシリンジポンプの速度を変えて更新するのが多分スタンダード。
ちなみに20ml/hで何かの薬品を投与しているとき、5秒でシリンジを交換した場合、とまるのは0.0278ml。シリンジポンプ自体の誤差や後押しのポンプの誤差を考えると、そんなに気にする量ではありませんし、ましてやそれを気にする病態なんて滅多にありませんから個人的には要らない手技だと思うのです。
逆に言うとやっても悪くはない手技ですが。手間がかかるだけで。
ところが左耳のダブル更新を見てびっくり。
二つのポンプの流量は調節せず、古いのがなくなる前に新しいシリンジを同じ速度で開始。
つまり5γで行ってたドパミンがいきなり10γで投与される・・・。
200mmHgちかくまで跳ね上がる血圧・・・。
ちょっとちょっとちょっとーーーー!!!!
ダブル更新、禁止措置。
コメント
っていうか、自分の職場じゃないから笑えるんですけど....。
ダブル交換、今までの職場ではやってなくてココに来て初めてやりました。
「今までいたところは脳外だったから平気だったかもしれないけど
ココは循環器の患者さんがメインだから簡単に変動するの」と言われて。
確かにA,B,NADがMAXだったりすると多少の変動はあるんですけど
さちさんも書かれてるように、それを問題視するような患者さんは
ココにはいません(笑)
左耳大学でのダブル交換はすごいですね〜。
ホントの意味でのダブルですね!!
循環器疾患ってねちっこくてキライです。
私だったらみてて耐えられません。
ぱさっと切ろうぜな性格だからかもしれませんが。