巷ではインフルエンザがはやっているそうですが、今年は一例も診ていません。そういう職場環境にないだけですが。

 さて、また救急車で30件照会したにもかかわらず搬送先がみつからず患者が亡くなったようです。ネット上でもいろいろいわれているようですが、この件に対しとやかく議論するのであれば紹介された病院を公表すべきです。あの付近にたくさん存在する救命センターには一切電話がかかってないそうですから。またビル診にでも電話かけてたんじゃないの〜?数を稼いで世論が盛り上がれば福島みたいに、受け入れ先がすぐ決まって仕事が楽になるものねぇ。消防局が会見してたけど「俺たち悪くないもーん」って感じだったもんね。
 
 この間理由があって救急車お断りしたら「看護師に勝手に断られた」と抗議されて(女の声=看護師と思ったらしい)結構むっとしました。こっちからも厳重に抗議させていただきました。
 つうか見せしめのように救急車内で○○病院 鷹揚 拒否!って救急車の中で大声で言ってるんですね。電話が切れる前に言うから丸聞こえ。医療者側に問題がないとは言わないけれど、どう考えても選定ミスの病院に電話をかけて、患者に聞こえるように拒否!って叫んで、看護師が断ったって抗議をしてきて救急隊と医師の間に信頼感なんて生まれるわけないのに。

コメント

ブログ脳外科医
脳外科医
2007年12月29日3:33

私も,患者の容態やバイタルサインさえもちゃんと確認しないうちから,ただ収容可能かどうかを聞きたがる救急隊員の電話は不愉快です.こんな救急隊員には,こちらの知りたい情報を教えてもらうまでは返事をしないことにしています.それでも,救急隊からの情報と搬送されてきた患者の状態が一致してないことは多々あります.もうちょっとプロとしての仕事をしてもらわないと信頼なんてレベルにはなりそうもありません.

さち
さち
2007年12月30日22:33

いますね、そういう救急隊員。そして無理やりつれてきたときほどさっさと帰っちゃうんですよね。
私が出会った最悪な救急隊員は電話をとったとたん名前とIDを教えてくれて終わりでした。何の疾患だか全然情報がないので困りました。来るまでに点滴や挿管の準備をすることだってあるのに。

ゆき
ゆき
2008年1月2日0:00

ウソ言う救急隊もいますから.....。
JCS1-3って言ったのに、着いたら「挿管じゃん?」なレベル。
えっと、到着直前にレベル落ちたんですか??

救急隊の記録見る限り、最初からなんですけど....。

とりあえず病院に送り込め!!な姿勢に腹が立ちます。
そんでさち先生も書かれてるような会見の態度....。

病院で働くだけソンですねぇ。

さち
さち
2008年1月5日11:05

ソンと思わせるような環境が救急現場崩壊の原因ですよね。

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