今年も医療崩壊が進んだ一年でした。さらに金融危機で町には住む場所や食べるものがない人まで現れ、さらに医療需要は増しそうです。個人的には初めて摂食障害じゃない「飢え死」症例をみました。最期まで意識だけははっきりしてるんですね。体だけは崩壊がとまらないのに・・・。

 産科や救急の崩壊も言われて医学部の定員が増えたり、各自治体がない知恵をふりしぼって迷走したりしていましたが、来年は臨床研修の期間が短くなったり、医師の強制配置なんてことが現実になるのでしょうか。団塊の世代もガンやMIや卒中になるお年頃ですし、救急車の出動件数が10年で二倍になるペースで患者が増えてるのに、医師の配置を換えただけでなんとかなるとは到底思えませんが・・・。

 今年はオリンピック以外は何かと暗い話題が続きましたが、来年は明るくすごせるといいなと思います。仕事はちょっとまったりする予定です。

コメント

ブログ脳外科医
2008年12月30日7:05

医療どころか普通の生活も崩壊する世の中になってしまいましたね.官僚も変だけど総理大臣はもっと変,ほんとに『変』な1年でした.来年こそはまともな世の中に変わっていく1年であって欲しいですね.また来年も面白い話題をお願いします.

kaichu
2008年12月31日5:27

ええ?日本で飢え死に?本当に???
日本が北朝鮮化しているって感じなんですか?

スミぱん@国会を見よう
2009年1月4日11:00

日本人が餓死しているとなりで、生活保護を受けて、ぬくぬくしている
在日がいるんですよ。ちょっと憤りを感じますね。

さち
2009年1月5日18:38

>脳外科医先生
あけましておめでとうございます。本当に今年はみんな幸せになれる年になるといいですね。話題は面白いかどうかはわかりません(苦笑)今年も愚痴だらけかも。

>kaichu様
飢え死には昔からたまに報道されてますけどね。どうしても福祉からもれるんでしょうね・・・。さすがに北朝鮮化は勘弁してもらいたいです。

>スミぱん様
各集団のなかにはどうしてもまじめな人と悪いひとがいて、悪い人のイメージが強くなることがあるのだと思います。たとえば医師はお金儲けばかり考えているとか。たしかにそういう医師もいるけど大半はマジメに働いている。在日の人もそうだと思いますよ。パーセンテージは高いのかもしれませんが。私が気になるのは社会が悪い方向に動くとそういった人たちのせいにして、日本人の変化から目をそらしてしまっている一部ネットの風潮です。

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